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2022.11.25
水回りのなかでも、洗面台は一日に何度も使う場所。
毎日の生活に深い関わりがあるので、急にトラブルが起こると困ってしまうもの。
しかし、特に壊れないかぎり「洗面台を新しくしよう」とは思わない人の方が多いかもしれません。
深く考えたことがないかもしれませんが、実は洗面化粧台には寿命があります。
そこで、洗面台の寿命や劣化の原因、新しく交換したときのメリットなど、洗面台リフォームに関する知っておきたいポイントについてお伝えしていきます。
洗面化粧台の利用法としては主に、
など、さまざまな使い道がありますよね。
特に変わった使い方をしなければ、壊れることがない頑丈なものです。
ただ、いずれは「寿命」と言われる時期がやってきます。
一般的な洗面化粧台の寿命は、10~20年前後と言われています。
10年程度で壊れてしまうケースはあまりないでしょう。
洗面化粧台とひとくちに言っても、メーカーやグレードによっても寿命は異なります。
極端に粗悪なものを使っているケースだと、10年も持たないかもしれません。
また、使い方でも寿命は異なってきます。
洗面化粧台のボウル部分の素材は「陶器」でできているものが多いです。
陶器製のものは耐久性が高いのが特徴で、ていねいに扱えば20年以上も使うことができるものです。
また、シンプルなタイプで最低限の機能しか持っていない洗面化粧台なら、すぐに壊れることはあまりありません。
しかし、タッチレスで水が出てくる水栓や省エネに配慮したものなど、多機能と言われるものは使っている部品が増えるため、部分的に寿命が早まることがあります。
洗面化粧台の寿命は、10~20年と幅があります。
家族構成や使い方によって、洗面台の劣化状態も異なってきます。
一概には言えませんが、次のような理由で寿命が早まるかもしれません。
洗面化粧台には鏡がついているので
など、多様な使い方ができます。
ただ、化粧用品の瓶や髭剃りなど硬いものを使っている最中に、洗面ボウルに物を落すことがあるかもしれません。
素材が陶器だと、落したものの重さによっては一撃でヒビが発生することも。
ヒビ部分から水が浸入し、寿命は縮まってしまいますよね。
単に「水を出す・止める」という蛇口部分も使い方によっては、壊れる原因となります。
だまっていても年数が経つと弱まっていくものなので、乱暴に扱うことでさらに劣化させてしまうでしょう。
場合によっては、「劣化」ではなく「破損」となるので、注意しなければなりません。
一人暮らしの家庭、大家族の人数を比較すると、洗面化粧台の使う頻度も異なるもの。
家族が多いと、それだけ使用回数も増えるため、一般的には「家族が多いと寿命が短くなる」と言えるでしょう。
洗面所では、歯磨き粉や化粧品など、水以外のものも付着します。
洗面ボウル表面や排水口には汚れが付着しやすく、掃除をサボると「汚れ」が顕著になってくるでしょう。
表面的に掃除をしても、目では見えない内部にあるパイプの汚れは相当なもの。
排水口からニオイがするようになると、詰まりや劣化のサインとなるかと思います。
また、洗面ボウルのヒビや水漏れをそのまま放置すると、被害が拡大していくものです。
定期的に掃除やメンテナンスをしないと劣化は早まると考えてもいいでしょう。
「壊れた!」となってから新しいものに交換するよりも、寿命サインが表れたときにリフォームを考えた方がいいでしょう。
そこで、「こんな症状が出たら洗面台の寿命サインかも」について、いくつか紹介していきます。
まずは、蛇口部分の水漏れです。
水を止めたはずなのに、ポタポタ…と水が落ちている様子なら、蛇口の劣化と言えるでしょう。
いつも使う蛇口部分からの水漏れなので、比較的分かりやすい寿命のサインかもしれませんね。
日常的に使う化粧品や歯磨きなどの小物はミラー裏の収納、シャンプーやリンスなどのストックとして洗面台の下…といいうように、収納箇所を使い分けている人も多いでしょう。
人によっては、「洗面台の下の収納は、あまり開けることがない」ということもあるかもしれません。
そこで、洗面台下の収納部分は、ときどきチェックすることをおすすめします。
収納してあるものの奥にある排水管まであまり目を向けることがないかもしれませんが、水漏れによるカビを見逃してしまっていることも…。
扉を開けたときにカビ臭いと水漏れの可能性もあるので注意しましょう。
通常の使い方をしていれば洗面ボウルにヒビが割れることは少ないですが、硬いものを落したとき、一撃でヒビが入ることがあります。
「ヒビ程度なら様子を見よう」と放置する人もいるかもしれませんが、この行動が洗面台の寿命を縮める原因にも。
ちょっとしたヒビから入った水分が、陶器製の洗面ボウルの下部分まで染みこんでしまうでしょう。
いつの間にかカビが発生し、不衛生な状態となってしまいます。
カビは臭いがするだけの問題ではありません。
吸い込むことで体にも悪影響を及ぼすので、早めにリフォームを考えた方がいいかもしれませんね。
水栓に引き出すタイプのシャワーヘッドがついている洗面化粧台はとても便利です。
ただ、何度も「引き伸ばしては、元に戻す」という作業を行っているうち、劣化していくものです。
引き伸ばしても元に戻りにくくなったり、欠損したシャワーホースから水漏れが起こったりすることも少なくありません。
「劣化が見られるけどリフォームするほどではない」、そんな風に考える人も多いでしょう。
新しい洗面台を購入するには費用がかかるので、壊れないかぎり使った方がいいかもと考えるのが普通かもしれません。
しかし、洗面台をリフォームすることで得られるメリットにも目を向けてみましょう。
洗面台リフォームが頭に少しある人のなかには、10年以上前、なかには20年以上も前のものを使っている人もいるかもしれません。
水回りの機器は、年々さまざまな商品が開発されています。
最新式のものと古いタイプのものを比べると、機能性が格段にアップしていることが分かるでしょう。
使いやすいばかりか、デザイン的にもオシャレなものばかり。
収納部分にも工夫を凝らしているものが多いので、見た目もすっきりします。
毎日使う空間が清潔で明るいスペースとなるメリットがあります。
毎日見ているスペースなので、ちょっとした汚れや劣化には無関心になっていることもあるかもしれません。
それぞれの家庭の使用状況にもよりますが、新設してから10年を超えると、なんらかの不具合が見られるようになることが多いです。
寿命が近づいたサインが見られないケースでも、新品のときから全く劣化が進んでいないことはありません。
汚れがひどくなったときや劣化が著しいときはもちろんですが、10年を超えた頃を目安に洗面台のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
リフォームすることで今までの不満を解消し、明るく気持ちの良い空間となることでしょう!