キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・外壁塗装・ガス機器・壁紙・フローリングなど

リフォームコラム

×

2022.3.14

洗面室リフォームで知っておきたい洗面化粧台の種類や特徴

水まわりのリフォームと聞くと、多くの人は「キッチン」「浴室」「トイレ」などが頭に浮かぶのではないでしょうか。

それと同じくらい日々の生活に欠かせないのが洗面室です。
「水まわりのリフォーム」としては、あまりスポットライトを浴びませんが、リフォームによって見た目の綺麗さと快適性が格段にアップします。

今回の記事では、洗面室リフォーム前に知るべき基礎知識について紹介していきます。

洗面化粧台の種類にはどんなものがあるの?

洗顔や洗髪、歯磨きなどで家族が毎日のように使用する洗面化粧台には、いくつかの種類があります。

主流の「ユニットタイプ」

主流の「ユニットタイプ」
洗面化粧台のなかでも最も多くの人に選ばれやすい主流のものがユニットタイプ

鏡や収納部分、洗面ボウル、照明が一体型となった既成品で、据え置き型キャビネットタイプなどとも言われています。
サイズやデザインのバリエーションも豊富なので、お好みに合わせたものを選ぶことができます。

すでに洗面化粧台の形になっているので、設置場所が決まれば工事が簡単に終わるのが魅力です。
お手頃な価格帯で商品が選べるため、予算に合ったものがきっと見つかります。

古い洗面化粧台を新しくすると機能性もアップして毎日快適に使えることでしょう。

組み合わせが自在の「システムタイプ」

組み合わせが自在の「システムタイプ」
水栓、鏡、収納部分、扉、金具などを好みに合わせて選ぶことができるシステムタイプ
自由度が高い洗面化粧台で、オリジナル感が満載です。

洗面室に隣接する浴室とカラーを統一したり、洗面室全体の雰囲気をオシャレにしたりなど、インテリア性にこだわりたい人におすすめです。

広い空間でも長めのカウンターを設置して、二人並んで鏡を使えるなどの工夫も満載です。
逆に、狭い空間でもそれに合わせてコーディネートでき、洗面室の狭すぎる広すぎるという悩みも解決してくれます。

ユニットタイプと比べると価格は高めになりますが、満足度は高めとなるでしょう。

完全オリジナルの「造作洗面台」

完全オリジナルの「造作洗面台」
洗面ボウルや鏡が一体化されている既成品ではなく、すべてオリジナルで作る造作洗面台も注目されています。

など、既成品では得られないような洗面台を作ることができます。
オシャレな洗面室を作りたいなら、造作洗面台がおすすめです。

各パーツの種類や特徴

洗面化粧台を構成する各パーツの種類を紹介していきます。

洗面ボウル

洗面ボウル
洗面室の主役とも言えるのが洗面ボウル部分です。
常に水に触れる部分なので、素材にもこだわりたいものです。

陶器製ボウル

洗面ボウルの主流となっている素材が焼き物の陶器です。
光沢があるので高級感と清潔感を演出できるでしょう。

また、硬い特徴を持つ陶器は、長く使っていても傷がつきにくい魅力があります。
力を入れてしっかり洗ってもOKなので、汚れたときにもメンテナンスがしやすいメリットがあります。

ただ、硬いものを落すと割れたり、ヒビが入ったりするリスクもあります。
歯磨きの際には、プラスチックのコップを使うといいですね。

また、化粧水や乳液などのガラスの瓶を落さないように注意が必要です。

人工大理石製のボウル

アクリル樹脂およびポリエステル樹脂を主成分としている人工大理石製の洗面ボウル。

割れにくいのが魅力です。
陶器製のように「物を落して割れた!ヒビが入った!」など、瞬間的に割れるリスクは少ないでしょう。

ただ、表面に細かな傷がつきやすいのがデメリット。

お手入れ時に、力を入れ過ぎるのが習慣になると、表面の美しさがなくなります。
濁ったような、くすんだような見た目になってしまうでしょう。

また、ヘアカラーなどの薬品がつき、色が残ってしまうこともあります。

ホーロー

表面をガラスでコーティングされていて、傷や汚れがつきにくい特徴を持つホーロー
ニオイもつきにくいので、清潔感をキープできます。

ただ、傷がつきにくいとはいえ、扱いが雑になると部分的に表面が欠けることがあります。
ふだんは硬いものを落さない配慮も大切です。

また、お手入れ道具の素材にも気をつけましょう。
陶器と比べると傷はつきやすいので、硬めのタワシでゴシゴシ掃除するのはよくありません。

それが原因で欠けたガラス表面から錆びることがあるので要注意です。

水栓金具部分

水栓金具部分
水の出る部分です。蛇口とも呼ばれています。

シングルレバー(混合栓)

お湯と水をひとつのレバーで操作します。
右あるいは左に動かすことで「お湯・水」の切り替えができます。

そして、上あるいは下に動かし、水を出したり止めたりが可能です。
ハンドルを上下左右にすればOKという簡単操作なので、使う人の年代を選ばない魅力があります。

小さな子供や年配の方も使いやすいハンドルと言えるでしょう。
多くの家庭で好まれる水栓金具かと思います。

2ハンドル水栓

「水が出る蛇口」「お湯が出る蛇口」と2つに分かれています。

水だけを出したいときには水側の蛇口をひねればOKですが、適温に合せたお湯を出すにはどちらの蛇口もひねり、適温に調整する操作が必要です。

シングルレバーと比較すると操作がしにくいのがデメリットと言えます。
小さな子供は、「蛇口を握る&回す&調整する」という難しい操作が加わるので使いづらいでしょう。

そのため、子育て世帯にはシングルレバーの方が好まれる傾向にあります。

ハンドシャワー水栓

シングルレバーをより便利にしたのがハンドシャワー水栓。

水が出る部分に引き出しできるシャワーがついているタイプ。
洗面ボウルで洗髪する人には、かなり魅力的でしょう。

また、普通の水栓では届きにくい洗面ボウルの隅々までシャワーを引き出して水を流すことができ、お手入れ時にも大活躍です。

鏡について

鏡について
洗面化粧台についている鏡は、背面が収納になっているものが主流です。

一面鏡

鏡が一面だけあるタイプ。
鏡の脇に収納棚を配置、あるいは一枚の鏡の裏が収納になっていたりなどがあります。

鏡の脇に収納があるタイプは、収納部分が丸見えなので、整理整頓時がしっかりされていないとごちゃごちゃした印象になるかもしれません。

二面鏡

鏡が二面で構成されていて、鏡の背面が収納になっています。

収納が前面に出ておらず、背面に隠せることからスッキリとした印象があります。

三面鏡

鏡が三枚に分けられているので、たくさんのものが収納できます。

また、右側および左側にある鏡の開け方を調整すれば、ヘアースタイルやメイク時にいろいろな角度からのチェックができて便利です。

収納部分

収納部分
鏡の背面とは別に、洗面ボウルの下部分にも収納があります。

扉で開け閉めするタイプ

洗面化粧台の下部の収納としてはもっともメジャーなのが、開き戸の扉で開け閉めできる収納です。

両開きで開くので大きめなものも収納することができます。

オープンタイプ

扉および仕切りのないタイプです。

洗面ボウルの下がオープンになって見えるので、見えても問題のないような排水管金具を選ぶといいでしょう。

引き出し+扉タイプ

片側が扉、片側に引き出しと収納するものを分別できます。

引き出しという仕切りがあることで、整理整頓がしやすいのが魅力です。

スライドの引き出し

大きめの引き出しがスライド式についているタイプです。

引き出しになっていることで、奥のものが取り出しやすいのがメリット。

まとめ

毎日使う洗面台は、家族が使いやすいものを選びたいものですよね。

と、それぞれの理想とする部分によって違ったものを選ぶことができます。

また、洗面化粧台を構成するパーツもそれぞれの特徴を理解しておきましょう。
子供や高齢の家族がいる場合は、蛇口の使いやすさにも配慮すると家族が使いやすい洗面化粧台になります。

一覧に戻る
まずはお気軽にお問い合わせください!
WEBでカンタン!お問い合わせフォーム お電話でのお問い合わせ・ご相談はこちら
Copyrightc クローネリフォーム All Rights Reserved.