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リフォームコラム

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2018.3.9

浴室の色選び~心地よさ、お手入れしやすさ…どの観点から選ぶのがいい?

浴室のリフォームでは、「浴槽や壁面はどんな色にしようか」と色選びについて悩む人も多いでしょう。
自分の好きな色に決めるのも悪くはありませんが、家族が多ければおそらく好みもバラバラですよね。

それに「好きな色」だけで決めると、お手入れが大変だったり、家族の誰かが不満を持ったりなど、後悔することもあるかもしれません。

「イメージと違った」からと簡単にやり直しができないので、失敗しない色選びをじっくり考えましょう。
そこで今回は、リフォームのときに参考にして欲しい色選びのポイントを紹介します。

色の種類


浴槽や壁など浴室のパーツは、素材だけでなく色、柄などさまざまなバリエーションがあります。
同じ色でも素材や模様が変わると印象だいぶ変わるのが面白いですね。

一般的には、どの方にも受け入れやすいホワイト系の人気が強いです。

ホワイト系はシンプルで人気がある

浴室リフォームで人気の色が「白」です。
白は、多くの人が「清潔」なイメージを持ち、嫌悪感を抱かれることはありません。

シンプルで圧迫感がないのも魅力。開放的な広い空間に見える効果もあります。
お風呂では「リラックスしたい」と考える人が多いので、落ち着きがある白い浴室は好まれる傾向にあり、人気色となっています。

また、お風呂の楽しみのひとつとして、色のついた入浴剤を浴槽に入れて入浴する人もいると思います。
ホワイト系の浴槽なら、それらの色がハッキリと分かり「入浴剤を入れている」という実感ができます。

何も入れていないまっさらなお湯も綺麗ですね。

パステルカラー系は明るい印象

ホワイト系も明るくて感じの良い浴室ですが、
それに「柔らかさ」をプラスしたのがパステルカラー系の色。

ピンクやイエロー、薄いブルー、グリーンなど、白では物足りない人にオススメ色です。

暗めの色は個性的

少数派ですが「暗めの色にしたい」という人もいるでしょう。
暗めの色は、高級な雰囲気になり、オシャレでスタイリッシュな印象があります。

ただ、浴槽に黒を使うと、「お湯の色があまり綺麗に見えない」というのがデメリット。
色つきの入浴剤を入れても分かりにくく、「浴槽は明るい色にすべきだった」という後悔も少なくありません。

それに、暗い色だと白い湯垢が目立ちやすく、しっかりお手入れをしなければならないでしょう。

ハッキリした原色

白を選ぶ人が多いなか、青や赤、黄色、オレンジなど、鮮やかではっきりした原色は個性的ですよね。

浴槽、あるいは壁面の一部に取り入れると楽しい空間になります。

浴室に求める優先点を考えて選ぶ


同じ色でも素材や柄の入り方で違う印象になるので、
カラーバリエーションの多さにますます迷うかと思います。

浴室で色選びをするときには

など、それぞれに優先する点を考えて選ぶのもひとつの方法です。

「汚れが目立つのがいや」…ホワイト、ピンク、ベージュなど

毎日水を使うところなので壁や床、浴槽と丁寧なお手入れが必要です。
浴槽に浮いた「湯垢」「髪の毛」などが目立つと、せっかく入浴しても清潔になった気がしませんよね。

濃い色の浴槽を選ぶと、水道水に混じっているカルキが浴槽に付着しているのが目立ちやすいです。
しっかり掃除をすることはもちろん大事ですが、ちょっとした汚れを「目立たせたくない」「ごまかしたい」という人はホワイト系の浴槽を選びましょう。

浴室全体をホワイト系でまとめれば開放感があって広く感じます。
「真っ白だとシンプル過ぎて飽きるかも…」と心配な人は、壁面の一部にピンク、ベージュ、イエローなどの優しい色合いのアクセントパネルにするのもおすすめです。

ただ、一方ではホワイト系を浴室全体に採用することで、色のついた汚れが目立つデメリットもあります。
黒くなったカビやピンクにこびりついた水垢などは目立ってしまいます。

壁や床など全体的にホワイト系にするなら、カビ汚れを発生させないようにお手入れしましょう。

「高級感を演出したい」…黒、ブラウン、ダークグレーなど

「濃い色」「暗い色」を選べば高級感が高まります。
ブラック、ブラウン、ダークグレーなど天然石のツヤのあるものを取り入れると浴室がスタイリッシュに。

同じ黒でも光沢がないと、それほど高級感はありません。素材選びにも注意しましょう。

浴室全体を「黒」「ブラウン」など暗い色で統一し過ぎると重い空間になってしまいます。

など、逆の印象の色を上手く使えば、高級かつオシャレな空間になりますよ。

また、同じ黒系でも柄や模様が入ったものを選べば汚れも目立ちにくいです。
木目調の柄なら、高級感のなかにも「温かさ」や「落ち着き」のある空間になります。

「リラックスして入浴したい」…オレンジ、ブルー、レッド、グリーン、イエローなど

入浴という習慣がある日本人にとっては、浴室はリラックスしたい空間ですよね。
「1日の締めくくり」としても重要な意味を持つ場所なので、落ち着いてゆっくり入りたいでしょう。

リラックスして入浴したい人には、次のような色がおすすめです。
ブルーやグリーンは「優しさ」、オレンジやレッド、イエローは「元気」な印象で癒し効果はバッチリです。

浴室全体を同系色にすると落ち着かない方は、アクセントとして一部に取り入れてはいかがでしょうか。

柄や模様で表情を変える


浴室の壁パネルには、単一の色以外にも柄や模様で表情が変わるタイプもあります。
大理石など天然石の素材感を表現している「石柄」は、黒やグレーなどの重めになりがちな色もエレガントでオシャレな印象にしてくれます。

ブラウン系の色を温かな空間に仕上げてくれるのは「木目調」です。
木の風合いを活かしたヒノキ風呂や木質の壁に天然の木を使うとお手入れが大変ですよね。

でも、柄として木目調になっているパネルなら、気軽に木の風合いが浴室を優しい空間に仕上げます。

その他にも、さまざまな柄があります。
色以外でも素材や柄でだいぶ印象が変わるので、検討してみてはいかがでしょうか。

また、浴室の雰囲気を心地よくするには、照明に一工夫する方法もあります。
落ち着きのある温かみが強い電球色はブラウン系の色に合います。

一方、爽やかではっきりと照らしてくれるクールな昼光色は、
白い浴室をさらに清潔感のあるスッキリとした印象へと変えてくれます。

まとめ

ずっと使いたいからこそ、浴室の色選びは迷うものですよね。
汚れを目立たせたくないなら、白を選べば清潔感があるリラックスできる空間になります。

ただ、せっかくリフォームするなら、ちょっと冒険した色にしてみたいという人もいるかもしれません。
そんなときには、アクセントとして一部分の色を変えたり、柄や照明を上手に利用して空間づくりをするのもいいと思います。

自分が浴室に求める優先点もふまえつつ、浴室のカラーコーディネートを考えてみてくださいね。
家族がみんなで使う場所だからこそ慎重に。

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