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リフォームコラム

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2018.1.26

2階にもキッチンが欲しい!費用や工事内容、知っておきたいポイントは?

料理を作るキッチンは日々の生活に欠かせないものですが、
ひとつの家族が住む世帯では一ヵ所あれば特に困ることはありませんよね。

しかし、それが二世帯に変わったらどうでしょうか?

などで、急に二世帯の大家族暮らしを強いられることもあるかと思います。

そんなときに「もうひとつキッチンがあれば…」と感じるケースは多いでしょう。
世代の違う家族が同じ家に住むと、キッチンの使用時間帯や食べ物の好みなど異なる点も多いもの。

そんな思いが、一ヵ所しかないキッチンに不便を感じる結果につながるのではないでしょうか。

今回の記事では、新たにキッチンを作るリフォームの費用や工事内容、注意ポイントなどをお話しします。

2階にキッチンを作るときに知っておきたいこと

2階建て住宅での二世帯同居では次のような住み方が一般的です。

そのため、2階にキッチンを増設するのがほとんどです。

2階にキッチンを増やす理由とは?

深夜にキッチンを使いたくても、「階段の昇り降りの音で親を起こしてしまうのではないか」と遠慮して自分が使いたいときに使えないこともあります。

「昨日は仕事が遅かったの?」「夜中に何を作っていたの?」など、親世帯の干渉も気になるものです。
それ以外にも、キッチンとリビングが一体となっているケースでは、どちらかの世帯の来客があれば部屋自体に入りづらくなることもあるでしょう。

1世帯であれば問題とならないことも、お互いに遠慮し合ってストレスへと発展することもあります。
キッチンを増設できるスペースが確保できるなら、2階にキッチンの増設をするのが解決ポイントになります。

そうすれば、子供世帯は2階のキッチンとリビングで過ごす形となり、プライバシーを保ちつつ同居のストレスもたまりにくくなります。

いくつかの工事が追加される

今まで単なる部屋だったところにキッチンを作るので、さまざまな工事をしなければなりません。

キッチンで調理をするためには「水」「電気」「ガス」を使うので給排水管、ガス管の配管、そして電気配線の工事をすることになります。

キッチンは水を使うので、給水や排水のために配管が必要です。
ただ、基本的にはむき出しにするということもなく、見た目が悪いので床下や壁の内部に設置しています。

そのため、床や壁を壊さないといけないのではないか…?
と大がかりなリフォームをイメージするのかもしれません。

しかし実はそういった心配も必要なく、1階から給排水管のルートを確保するときに、家の外壁を伝わせる工事を行うことになります。
もちろん壁に配管があると言っても、外観を損ねないようにカラーを統一させるなどの工夫はOK!

どんな工事が必要になるの?


2階建て住宅でも間取りや部屋数、キッチンの位置は各家庭でそれぞれ違います。
また、2階にキッチンを設置するプランも違うので、工事内容もたくさんのパターンがあります。

それでは、一般的に考えられる工事についてお話ししていきます。

内装工事

重量のあるキッチンを設置するためには、安定したフローリングの部屋がおすすめ。

一方、和室の畳敷きの場合は、そのままキッチンを設置するには不安定な床です。
新たに部屋全体をフローリングにするための内装工事が必要です。

間取りを大きく変更する場合は、間仕切り壁の解体撤去工事、床や壁の貼り替えなどの内装工事も増えます。

給排水管工事

1階のキッチンの上部の位置にキッチンを増設するケースでは、配管工事もそれほど難しくなりません。

しかし、位置が極端に変わると配管ルートがそれだけ増えますので、費用にも反映されてしまいます。

ガス配管工事

オール電化でIHクッキングヒーターを使うケースだと、ガス配管は必要ありません。

ガスコンロの場合には、必須の工事です。

給湯器工事

キッチンの増設により、1階と2階でキッチンを同時に使用する時間帯もあるでしょう。

明らかにお湯の使用量が増えるため、次のような対策が必要です。

という工事が必要になるでしょう。

電気工事

ガスコンロを使うキッチンを設置する場合でも、照明や換気扇のために電気工事が必要です。

また、IHクッキングヒーターの場合には、専用配線も必要となり、費用も高めになるケースが多いです。

工事期間はどのくらいかかる?


現在の状態によって、どのくらいの工事期間が必要かは違ってきます。

新たに配管工事や大工工事、電気工事など工事内容が増えますので、一般的なキッチン交換リフォームのよりは工事日数が長めになります。

だいたいの目安として10日~2週間程度を想定しておくといいかもしれません。

リフォーム中は不便を感じるので「できるだけ早く」と工期を急かしてしまいそうになりますが、工事内容がおろそかになれば仕上がりの満足度にも影響するので注意しましょう。

費用はどのくらい?


二世帯住宅でそれぞれのキッチンがあれば、暮らしも快適になるかと思います。

ただ、気になるのはその費用ですよね。
キッチンの本体価格は選ぶメーカーや大きさ、搭載されている機能によって変わります。

新たに設置するため、配管工事などが必要なので一般的には100~200万円程度となるでしょう。

また、設置するキッチンの位置や内装工事の有無によってもだいぶ価格が変わります。

費用を抑えるポイント

新たにキッチンを作るときは何もなかったところに給排水できるシステムを作ります。
そのため、できるだけ配管を少なくして工事内容を少なくするのが費用を抑えるコツです。

各住居で間取りや構造が違うので一概に言えませんが、一般的には1階のキッチンの真上に増設すると配管ルートが少なくて済みコストダウンできます。

キッチンで調理をするには換気扇も必要ですから、換気扇の費用も忘れてはいけません。

壁や窓につけたスタイルでキッチンを設置すれば、換気扇の排気ダクトが設置しやすくなるので工事期間が短縮できるため費用も抑えることができます。

逆に対面式キッチンを検討する場合は注意が必要に。
壁面から離れると、換気扇工事や配管工事が複雑になりがちなので工事期間が延び、費用もかさみます。

ミニキッチンという方法もある


費用面やスペース上の理由で、キッチン2台目の新設を諦めることもあるかもしれません。
そこでサイズの小さいサブ的なキッチンを設置するケースもあります。

スペースが少なくて済むので、2階の子供世帯の部屋に限らず、1階の親世帯の部屋に設置することもできます。
キッチン全体の幅が1m前後とコンパクトですが、洗い場、作業台、コンロがまとまっています。

来客時にお茶の用意をする程度なら大活躍するでしょう。
一人暮らし用の賃貸アパートにあるキッチンを想像してもらえるとイメージしやすいですね。

ミニキッチンは、キッチン本体の費用も少なくて済むのでリーズナブルです。
本格的な料理をするときには共用でも構わないけど…ちょっとしたキッチンは欲しい。
というケースなら検討してみてもいいかもしれません。

普通のキッチンと比較すると工事費用も抑えられます。
状況にもよりますが、50万円程度~工事が可能です。

まとめ

キッチンを新たに増設する工事は

とイメージしがちです。

設置難易度や工事内容によっては費用が高くなることもありますが、機器本体をシンプルなものにしたり、設置位置を考えたりすることで費用を抑えることも可能です。

二世帯暮らしを円滑にするために、キッチンの増設は効果的な方法といえます。

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